45歳から目指す55歳セミリタイア もっぷるのブログ

セミリタイアを目指す過程と、その中で思ったことを書くブログです

20代前半で投資デビューした頃の話

こんにちは!もっぷるです。

 

45歳からスタートして55歳で早期リタイア(遅めのFIRE)を目指しています。

 

18歳で就職したばかりの頃から、毎年1回くらい、雑誌mannanでお金の特集が出るときがあって、同年代の人でも節約や貯蓄を頑張っている人がいることを知って、私もなんとかお金を増やしたいと考えていました。

 

そんな時に、本屋さんでリクルートのお金の雑誌「あるじゃん」に出会い、そこに載っていた外貨MMFというものに興味を持ち、雑誌に載っていた大和証券のネット口座を開設しました。「あるじゃん」はもう何年も前に発売されなくなりましたが、今でいう「ダイヤモンドZAI」みたいな感じのお金の事に特価した雑誌でした。

 

その「あるじゃん」を見ながら、ガラケーの画面で米ドル建てMMFやら、中期国債ファンドなど、当時おすすめとされていた投資信託を買い始めたのが私の投資デビューでした。

 

20年以上前のそのころでも、本や雑誌を見てドルコスト平均法やリスクとリターンの関係などは私もちゃんと知っていたのですが、銀行にお金があると使ってしまうのが怖くて、投資信託をボーナスで一気に高値で買ってしまったり、単元株を買ったはいいけど半額まで落ちたまま何年も塩漬けしたりと、たくさん失敗をしていました。

 

何年頃だったかは忘れてしまいましたが、当時5%の高金利につられて、1ドル125円で買った米ドル建てMMFが、110円台、100円台、90円台までどんどん下がって、青くなったこともありました。

 

割と長く働いた会社の退職金を銀行の窓口で言われるがままに手数料の高い投資信託にしてしまったこともありました。毎月分配型で毎月おこずかいが入るのが嬉しくて、その後何本か、銀行の窓口で毎月分配型の投資信託を買って、入った分配金を旅行などに使っていました。分配金で元本を取り崩しているので、元本割れしたままになってしまうこともありました。

 

ある時、銀行の窓口の人から複利の話を聞いて、分配金を受け取らずに再投資するようになってからは、元本割れすることがなくなって、複利の力に気づくことができました。窓口に行くとカモられるとよく言われていますが、ためになることも少しはあります。

 

ちなみに、ロボット関連とかリートとか、銀行でおすすめされて購入した中には、分配金が順調に出て、元本も値上がりし続けている優秀なものもあります。

 

窓口で聞かなくても情報収集がしやすくなった最近は、手数料などコストの面や、ポイントで投資できるなど、ネット専業の証券会社のメリットにずっと興味がありましたが、なんとなくめんどうで、永年銀行の窓口と大和証券のネット口座を利用してきました。そんな私もついに重い腰をあげて楽天証券で口座を開設しました。

 

ポイントを使った投資だったら、普通は買わないハイリスクな投資に挑戦できるし、自己資金での投資のバランスをこまめに調整できるので、もっと早くやるべきだったとは思うのですが、時間は帰って来ませんから、これから前を向いてインデックスファンドの積立を中心に、コツコツやっていきたいと思います。

 

20年以上も試行錯誤しながら来ましたが、投資に関する本やネットで発信されているように、購入時期の分散、投資する対象や地域の分散。複利で時間をかけて運用するという基本は、投資に興味を持ち始めた方には必ず知っていてほしいことです。これを守っていても一当然値下がりすることもあるけれど、理屈を理解していればむやみにあせって損する時期に売ってしまうことも防げます。

 

今後の課題は、地元の銀行に設定しているNISAを楽天証券に変える手続きです。説明を読むと年1回チャンスがあるみたいなのですが、本業のメインバンクのNISA口座を辞めるのが気が引けて、またしばらくウダウダ悩むと思いますが、そのうちちゃんとしたいと思います。